
洋服には毎年違うトレンドカラーがあります。
いざ、今年の流行色を取り入れようと思ってみても中々色の配色に迷ってしまいがちな方も多いのではないでしょうか?
この色の服にチャレンジしたいけど合わせる色に困ってしまったり、無難に何にでも合うホワイトやブラックと合わせがちになってしまったり・・・と洋服の色に関しての悩みは尽きることがありません。
今回はこれだけ頭に入れておけばどんな色の組み合わせにも対応出来るカラーコーディネートを紹介していきます。
色彩を把握して一段上のおしゃれさんになりましょう!
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コーディネートを決める!基本の配色とは
カラーコーディネートをマスターするには基本の「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」この3種類を抑えることが重要です。
ベースカラー
ファッションの配色全体で最も大きな面積(全体の半分以上)を占める色の事で、全体の印象を決めるいちばん大事な色です。
そのような印象にしたいかメインとなるベースカラーをまず決めて他の配色を選びましょう。
アソートカラー
ベースカラーを引き立てる色(全体の3割程)。ベースカラーより一段鮮やかな彩度にすると理想的です。(例:赤→オレンジ 緑→青緑 青→水色)
靴・ベルト・バッグなどの小物を使ったアソートカラーを取り入れると効果的です。
アソートカラーの色の選択は全体のイメージに統一感を求めるか、変化を求めるかによって変わってきます。
変化を求める場合はベースカラーに似た彩度を使いましょう。
アクセントカラー
アクセントカラーは、コーディネートにメリハリをつけるための色のことです(約1割程)ベースカラーとは対象的な色を取り入れると理想的です。
アクセントカラーを取り入れることはおしゃれなコーディネートをするために欠かせないテクニックです。取り入れることでメリハリのあるコーディネートになります。
小物(スカーフ・アクセサリー)や靴下などを使うと取り入れやすいですよ。
簡単に取り入れられる!おしゃれな組み合わせ
柄×色
柄×色をよりオシャレにするには柄の中の色を取り入れたアイテムでカラーを揃えるとぐっとおしゃれに。
同じ色のサンドイッチ
同じ色を一箇所にまとめずに間に差し色を置くことでまとまりのあるコーデになります。
私が簡単に取り入れたい時は帽子とボトムを同系色にしてトップスを差し色にしたり、同系色のトップス・ボトムの間にベルトやスカーフで違う色を入れたりします。
薄い色×濃い色
実は明るさにメリハリを付けて濃淡にするとそのメリハリでおしゃれに見えるんです!
同系色の色で彩度を変える
こちらは簡単にできるのでオススメです。
同系色で明度(濃淡)をかえて着用することで自然とグラデーションになり簡単におしゃれな仕上がりになります。
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NGな色の組み合わせ
カラーコーディネートは上手くいかないとぼやーっとしたコーディネートなってしまいがちです。
そうならないためにもやってはいけない組み合わせを抑えておきましょう。
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同じ濃さのアイテムを重ねる
例えばパステル×パステル・濃い色×濃い色・くすんだ色×くすんだ色と同じ濃度のアイテムを重ねて使うと着膨れしたり、主張が強すぎたりとごちゃごちゃしがちになってしまいます。
色の濃さを変えたり、間に差し色のアイテムを挟んで引き締めたりして対策するといいですよ。
ベージュのワントーンコーデ
最近流行りのワントーンコーデですが色のチョイスを間違えないようにしましょう。
ベージュの色を選んでしまうと遠目から見るとまるで服を着ていないように見えてしまって周りにびっくりされてしまうかも。
柄×柄
柄物合わせはやってしまいがちな方も多いのではないでしょうか?
しかし柄柄だとガチャガチャしてしまいがちになってしまいます。
メタリック×メタリック
こちらも柄×柄と同じでガチャガチャしがちで目に悪いコーデになってしまいます。
シルバーやゴールドは重ねて使わないほうが無難です。
黄色×黒
実はこの組み合わせ「警戒色」を呼ばれる色です。
警察の立入禁止テープや工事の三角コーンなどに用いられる色で注意を促しやすい色なので無意識に相手に警戒心をもたれやすい色ですのであまりオススメ出来る組み合わせではないですね・・・
どんな組み合わせの色がいい?
合わせてはいけない組み合わせはわかったけど、どの色の組み合わせならいいの?そう思ってはいませんか?
色には補色と言ってお互いの色を引き立たせ合う組み合わせがあります。
その組み合わせを上手く利用してカラーコーディネート上級者を目指しましょう!
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%9C%E8%89%B2
このような画像を見たことのある方も居ると思いますがこれは色相環と言って色を順に円にしたものです。
この図は対角にある色が反対色になるように作られています。この反対色こそが「補色」です。
たとえば、白に対しての補色は反対色である黒なのですが、モノトーンコーデとしてよく用いられますよね。
この画像では黄色に青系とうまく補色が使えていますね。
他にもピンクには緑と様々な補色があります。この図を上手く使えば簡単に補色を取り入れたコーディネートができるので活用してください!
しかし、ただ補色を使えば良いのではありません。
組み合わせによっては、主張し合いすぎてうるさくなってしまうことも・・・
そんな時はどちらかの明度(濃淡)を変えてみたり他に3色めの差し色を加えて引き算してみたりするといいですよ。
ほかにも、補色のちりばめられた柄物のアイテムを使ってみるのもアリです!
まとめ
いかがでしたか?
今回は簡単に出来るものをまとめましたが、色は学んでみると底がないくらい奥深いものです。
簡単にできるコーデ術をマスターしたらもっと調べて探求してみるのもいいかも!
ですが、色には合わせるとマイナスになってしまう組み合わせもあるので注意してくださいね。
あなたも服に色んな色を取り入れてカラーコディネーターになりましょ(^^)!
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